心身

風は目に見えません。
しかし仰ぐという行為で肌に存在を実感できます。
灯の揺れにも見えぬ動きを実感できます。

有限のものに無限の動きが内観できるということです。

随分前のことです。
先生に
「強く握るにはどうすればいいですか?どうすればより強く握れますか?」
と聞いたことがありました。
「ただ握るということに注心する。それ以外に何かあるのか?」
逆に問われました。

コツや小細工で見違えるように技の次元が変わることなどあり得ないのです。
その次元の動きの存在を知ってはいても具体的な実感がない。
何かが足りないからだと自信に言い訳するのは休むに似たりです。

風を感じるためにただ仰ぐように。
実践の繰り返しで経験することでしか感じることはできません。
頭を使った稽古の中にのみ萌芽はあります。
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