合気道国際セミナー顛末

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先日盛岡市にて開催された、岩手山麓合気道日高道場「誠風館」が主催する『合気道国際セミナー』に参加してきました。

オーストラリアから31名が来県しての交流行事で、数日に渡る合宿形式で催されました。
協賛道場の参加は1日のみで、1部が屋外で剣対杖。2部は屋内でまた剣対杖、さらに体術でした。
武器技は東北合気道連盟会長である日高師範が講師。
体術はシドニー合気道場の高安師範が講師。

日高師範は歳を重ねて益々雄々しく力強い演武を見せてくださいました。
地を蹴るその足音は大きく場内に響き渡り、震えを受講生の足裏に感じるほどです。
一動作一動作がカチッとした形は、一切の変化を見せない磐石さで、つい目で追ってしまう迫力ある姿でした。

高安師範は40年以上海外で過ごされる傍ら指導を重ねてきた内容を、そのまま場内で再現してくださいました。
特に時間の3分の2を割いた、独自の理論と検証で裏付けした持論の展開と丁寧な説明を拝聴できました。
ご自身の経験に基づいた理屈は耳にすることも貴重であり、お人柄と相まって受講生の興味を惹きます。

参加者の中でも特に大学生は無垢です。見取り一つ一つに頷く姿も散見されます。
このご時世に「合気道」を選び、道に踏み込んだ気概が少なからずあります。
素直に受け取り、それを実践し、理由付けを己の内に入れようとする真摯な姿。

指導者の端くれとして、変化深化は無論のこと、この芽を裏切らないことは最低限の素養であり、
真贋の判断精度を高めるためにも、尤もらしい言い分を隠れ蓑にしない、明快な技を伝える技量、
後進の一路を裏切らない弛まぬ修練が必要と反省し、再認識するに及びました。

非常に良い機会に触れることができ、実りある経験となりました。
益々自分の稽古に邁進する支えにしたいと思います。


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単独である

稽古をしている時、
一切の他事を思い煩うことなく一生懸命になる。
すると自然に楽しみも感じてきてそれが生きがいにも思えてきます。

生きがいは、
書籍から学び取る、
人に聞く、
それだけでは身につきません。
示唆を自分の皮膚で感じ、
体で理解し、
自分で発見してこそ生きがいです。

たとえ何処にいても、自身の在り方を明確にするなら、
そこは全て道場です。