盗み、奪う

修行の途にある我々はしばしば万物が師と耳にします。
目に見えるものは惜しみなく与えられているものと理解します。
しかし。
自分に求める心がないと見る目が開きません。
見ていても見ていない。見れども見えず。です。

自分への執着が強く自信過剰であれば、
真理に遭いながら真理の語りかけが聞こえません。
遭っていながら遭っていない。遭おうて相遭わじ。です。

道にあっては、徹するには、
甘えや世慣れた妥協は許されません。
時に絶望すら伴うこともあります。
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万物が師

導き出せるものをことごとく導いていただき、
教えていただけることを全て教わり、
それでも継承できないものがあります。

先に理屈を聞いても、
まず体が動くように練ることが、身体に聞くことが肝要です。

”解き尽くす”ことと”解き明かす”ことは別です。
解き明かすことのできないことを、あらゆる角度から解き尽くす。
解き明かせない理由を細かに解き尽くす。

それがいずれ『伝』となります。
道の上にいるという認識を。