甘んじない

努力を鼻先にぶらさげないように。
無執着は求道者の純粋意思そのものです。
来た時の道すら忘れてしまう。
それほどに重ねれば体が記憶します。
そしてそれ有りきで次へ挑めます。
”時間が足りない”と思える瞬間の存在は
その逆よりも有難いとコトです。
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純粋

稽古中は怒号のような気合を出していますので
隣で中学生が部活をしていても、普段は然程コミュニケーションはありません。
少年少女は静まってしまうことのほうが多いかもしれません。

先日、稽古が終わり帰ろうとしたとき、部室の戸がスーッと開きました。
中にはたくさんの中学生。
「さよならー。」
挨拶をしてくれます。
「はい。さよなら。」
返します。

・・・これを一人ひとりが何度も・・・何度も・・・。

”挨拶はみんなでまとめて一斉に”など無粋なので言えません。
後半、楽しむかのように続け様に挨拶してくる姿を見て笑ってしまいました。
挨拶をしてくれる方も笑っていました。

純粋意思

近接すればするほどに自分と他は溶け合います。
武器然り、師事する先立然り、当然敵も然りです。

「1つになる」といっても相手は相手であり自分は自分です。
決して同一人物ではありません。

しかし反発しあわない。
しかし対立しあわない。

自我を空じることが、空じ切ることが『幽』です。

「1つになる」ことのなんと難しいことか。
どれだけの稽古をすればいいのか検討もつきません。