宝の持ち腐れ

石と石をぶつけ合うと火が出ますが、火を出す働きはあっても打たなければダメです。

合氣道は(に限らずですが)よくよく体を使います。
極端に言えば手中に収めていることを現すことを学びます。
決して外付けの機能ではなく、備わっているものを起こす。

高い場所や遠い場所に求めるでなしに、
修練を重ねることで何かを機縁として、働きに気づくこともあります。

気づいたことで、気づく前にもう戻れないとなったら、型の学びは益々楽しいです。
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無尽蔵

単一の自分という小さな存在が所有できるものはありません。
存在するものすべてが全自己です。

桜が桜として咲くだけではなく
その桜は全て『自己』であって自己でないものはひとつもありません。

自分が修練する技も多数の解釈を勝手に許すものではありません。
成り立ちがあり、意図があり、故に形骸化せず型として残ります。

まったく同じ道の景色も
往路で見えなかった景色が帰路で見えてきます。
往復することで景色を完全に納めることができます。

立ち返ることで得心いくのも技の面白さです。